馬のフレーメンの意味
馬が上唇をまくり上げ、歯茎と歯をむき出しにするフレーメン。笑ってる顔にも例えられますが、臭覚が刺激された時、とくに牝馬のオシッコなど性的興奮を覚えると馬はよくフレーメンをします。
なので牝馬のフレーメンを見たことがあったかな?というくらいフレーメンは牡馬のイメージが強いです。
ただこのフレーメン。臭覚反応以外にも、痛みや苦痛を感じた時にもするらしいのです。
さて、我が家の場合ですが、ビバはよく、シルがオシッコをしたあとを嗅いではフガフガとフレーメンをしています。
そして、ハクちゃんの場合ですが、実は彼、三頭の中でいちばんよくフレーメンをするのですが、その理由が臭覚以外のことがかなり多いのです。
まずハクはシルに対してオスとしての反応を示さないため彼女のオシッコの匂いを嗅いでも無反応です。
じゃあどういったときにフレーメンをするかというと、お鼻をトントンしたとき。これは意図的にフレーメンの表情をさせたいときにするのですが、ほぼほぼの確率でしてくれます。
ただし、痛みや苦痛の部類には入らないくらいアリンコが足踏みをしているくらいの力なのでなんとなくくすぐったいのでしょう。
そしてお鼻の穴をタオルで拭くときにもフレーメンをします。これはちょっとやめて〜といった感情表現かもしれません。
こういった感じにハクちゃんの場合は、物理的な刺激が加えられた時の方がフレーメン反応は多い気がします。
ただ、先日不可解なことがありました。
ひとつの桶から一杯のかけそばよろしくシルちゃんと仲良く水を一緒に飲んでいた時のことでした。
狭いのが気に食わなかったのでしょう。シルの執拗な押し出しに桶から顔を追い出されてしまったハクが、天を見上げながらフレーメンをしたのです。
顔を噛まれたわけでもないのになにが苦痛だったのでしょうか。
それはシルが美味しそうにお水を飲んでいる間続きました。
きっと心が折れてしまったのでしょう。おつかれハクちゃん。。
いつも読んでいただきありがとうございます。
昨日でブログ開設一周年をおかげさまで迎えることができました。
マンガを描く時間は、ウマコたちとの生活を振り返る大切な作業となっていましたが、今ではそれと同時に、現状を俯瞰して見ることができ、じゃあこれからどうしたらいいんだろうと考えることができる欠かせない時間となりました。
これからもあのコたちと実りある一日一日を過ごせるよう、ブログも続けていきたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!