富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

馬の好きなものと食べられないもの 入善ジャンボ西瓜が大好きです

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季節はあっという間に春を通り過ぎ、夏目前。

コロナ関係なく、季節はもれなく足早に過ぎていきます。

 

ただ、ウマコたちと暮らすようになり、わたしの生活は変わりました。

生活様式が変わったのではなく、意識が変わったんです。

 

20代の前半までは、「夏がすぎるのを喜ぶ大人ではなく、夏がすぎるのを悲しがる大人であり続けたい」そう思っていました。

そして、春には春、夏には夏、秋には秋、冬には冬のにおいがあり、それぞれにどうにも言い難い感情があったんです。

でもいつの間にか、いつの間にか季節の移り変わりはただの現象。

自分の仕事や生活がしやすい季節を愛でるようになっていきました。

その結果、大好きなはずの夏はどちらかというと煩わしい季節に。大嫌いだった春と秋は過ごしやすい季節になっていったんです。

 

ウマコたちと暮らすようになり、今年で4年を迎えます。

今のわたしは季節をどう思っているか、というと、どの季節に対しても特別な感情を抱いていません。

ただ、春はウマコたちの牧草が豊かになり、夏はスイカがウマコたちの元気を潤してくれ、秋は育ててもらっている牧草がウマコたちの冬ごはんの支度を始めてくれて、冬は大根がウマコたちに贅を運んでくれる。

というように、ウマコたちを中心に、それぞれの季節が意味のある暮らしをもたらしてくれると思えるようになりました。もっといえば、それぞれの季節に感謝するようになり、その季節の産物を分け与えてくれる周囲の人たちに感謝するようになりました。

 

さて、言わずもがな、馬は野菜が好きです。

馬は本来、草だけを食べていても、体に必要な栄養を得られる体質を持っています。

だから、人間が食べる野菜やフルーツはいわばおやつ。

にんじんも然りです。

ただし、キャベツや小松菜、ブロッコリーなどのアブラナ科はNG。疝痛を起こす可能性があるからです。

だからそういった食べ物はとくに、手から当たるときには混ぜないよう気をつけるのですが、ときには間違うことも。

そんなときはぺぺぺペッと吐き出してくれるのですが、猛反省。

わたしたち人間を信頼してくれるからこそ食べてしまうので、もっと勉強せねばと思うのです。

 

ところで季節はもうすぐ夏ですね。

そして夏といえばスイカ。スイカといえば、入善ジャンボ西瓜でしょう。

大きいサイズで27〜28kgにはなるとてつもなく大きなスイカで、富山が誇る夏の名産物です。家庭用の冷蔵庫では入り切らないサイズですが、子供がたくさんいるおうちに贈るととても喜ばれます。

 

その入善ジャンボ西瓜が育つために行うのが間引きです。

 

同じツルからなる赤ちゃんスイカを間引いて、よりよいひと粒を育てるのです。

 

その間引いたスイカの行方は、というと、はい。

ウマコたちのお腹の中。

 

我が家のウマコたちは、農家さんのご好意で毎年、特別な一粒を育てるために身を引いた赤ちゃんスイカたちをいただいているのです。

 

これがまた美味くて、お漬物にしたら格別で、ピクルスにしたらお酒が止まらないこの赤ちゃんスイカを、秋になる頃までウマコたちは食べることができるのです。

とくに色素の薄いハクちゃんは、クチビルを真っ赤にしながら、お客さんにぎょっとした顔をされながらも毎日毎日スイカをおねだりし続ける幸せな日々が続くのでした。

 

 

 

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