お年頃の男の子のむずかしさに悩んでいます
女の子に目覚めてオラオラ期に突入した&運動不足であろうビバは、ここ数日いつもよりもハードに運動をさせることでなんとなく落ち着いたのか、「モロ男」だった表情が一変。いつものちょっぴりとんがった中学生みたいな顔に戻っています。
ただ、まるで反抗期の男の子のような態度をときどき見せるので少々とまどっております。。。
馬をとことん知っているボス曰く、時期(6月頃)がすぎればまた変わる、と、、、、
待てません。
そんなビバに立ち向かえるのは、現在のフロンティアのウマコにはいません。
ビバのオスっ気にメロメロのシル。女の子に間違われて逃げ惑うハクちゃんしかいないので。
もしも一昨々年亡くなったビッグが今でも生きていれば、きっと連日死闘を繰り広げていたことと思います。
ビバを相手に、ビッグの気迫はそれはそれはすごいものでした。
ただひとつ。体の大きさがあまりにも違ったので、ケンカにならず。ビバに向かって前足を立ち上げて襲いかかろうと、後ろ足でキックしようとビバは「はあああ〜」みたいな顔で見つめるだけ。
今にしても思えば、ビバがまだ2歳ちょっとだったからそれ以上のケンカに発展しなかったのかもしれません。
今のビバだったら容赦なくコテンパにビッグのことをやっつけてしまったかもしれません。
とくにビッグはシルが大好きだったので、今頃シルを巡って熱き男たちの戦いが勃発していたことでしょう。
それにしてもビッグの男っぷりは今まで会った馬たちの中でもトップクラスでした。
小さな体にくりくりのお目々。ブチ柄のおしゃれな馬体。
なのに、超頑固、ケンカっぱやい、オンナ好き、小ずるい、負けず嫌い、誰に愛想を振りまけばいいか理解している……
ありとあらゆるめんどくさい性格を持ち合わせたオス馬でした。
わたしはビッグたちが我が家へ来た当初、身も心も疲れ果てた頃にビッグに牧場中を引きずり回されるという屈辱を味わわされているので、あの子がいくら可愛い顔をしても、お客さんから贔屓されても心の中では「小さいおじさんのくせに」と悪態づいていました。
で、ときどき心のつぶやきのはずが声にも出ていました。
ビッグはわたしのことを最期までおそらくなめていたのでしょう。
でも、今にしても思えば、あの子がいてくれたからビバもシルも遊園地に慣れたし、その他のさまざまな環境にも立ち向かえるようになったのです(当時の様子はこちらをどうぞ)。いわば、教育係だったんです。
だからこそ、反抗期のように扱いにくい時期に突入したビバを目の前に、ビッグがいてくれたらなあ、と思ってしまいます。
ただ、そう思ってしまっている時点で心が負けちゃってるんですけどね(苦笑)。
これまで築き上げてきたビバとの関係性を崩すことなく、変化を遂げたビバを受け入れて、新しい関係性をプラスできればなあと思っています。
そして、ときどき天国からビッグが降りてきて、手助けしてくれたなあと切に願うのでした。
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