馬も夢を見るし寝言も言う
フロンティアのウマコたちの特技のひとつは、騒音の中でも大の字(横の字)で寝られることです。
シルやハクは声をかけたり肩をたたけば半身までは起こしますが、ビバに限っては一度倒れると揺すってもほっぺをペチペチしてもお鼻をビヨンビヨンしても鼻の穴ににんじんを突っ込んでも起きません。
馬の睡眠時間は3時間程度と言われています。
草食動物なので爆睡する時間はほんのわずかで、長時間横になっていると心臓などの内臓に負担がかかるので立ったままうつらうつらするのです。
ではずっと浅い眠りについているのか、といえばそうではなく、首を倒して横になった状態のときに深〜い深〜い眠りにつくらしいのです。
観察してみると、横になってすぐに半目が揺れ始めます。
この状態は人間であればレム睡眠状態。
すなはち夢を見ているときと言いますが、馬もきっと同じなのでしょう。
たいてい半目が揺れ始めるとすぐに、寝言を言い始めます。
「ウヒョヒョヒョヒョウヒョヒョヒョヒョン」
となんとも悩ましい可愛らしい声でいなないたり、前足と後ろ足を激しく動かしたりします。
きっと走り回っている夢でも見ているのでしょうね。
さらに馬もイビキをかきます。
馬のイビキはどんなかというと、ありえないほどの大音量で「ブー」と鼻を鳴らすのです。
我が家のウマコしかイビキは聞いたことはないので、ほかはどうなのでしょうか。
ぜひ馬飼いさんに聞いてみたいところです。
そしてウマコたちは自分のイビキに驚き飛び起きます。
そんなときの顔はまるで鳩が豆鉄砲を食ったような表情で、あたりをキョロキョロ見渡すのです。
と、ここまでが時間にして5分あるかないかでしょうか。
長い時間ではありませんが結構せわしない様子です。
このわずかな時間がわたしにとっては最高に幸せな時間なんです。
ビバの隣にしゃがんでこの一連の動作を見続けて最後に笑う。
毎回変わらない、他愛もないことですが、この子たちを大切にしよう、ともに生き続けようと改めて思える瞬間でもあるんです。
子供の寝顔を見ると、きっとこんな気持ちになるのかもしれませんね。
それにしてもなんの夢を見ているのでしょう。
わたしたちに幸せを与えてくれるウマコたちだからこそ、どうかどうか幸せで楽しい夢であってほしいなって願わずにはいられません。
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