富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

牧場にいる動物たちはわたしたち人間をどう思っているのでしょう

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1歳半と2歳半で我が家へ来たシルとビバ。

彼らはきっと(希望的観測)わたしのことを「ママ」夫のことを「パパ」と思っていると思います。

なぜなら

言葉をひと通り理解しているから(妄想)。

甘え方が子どもだから(もはや見方がおかしい)。

ひっついてくるから(嬉しい)。

などなど。

 

そしてハクちゃん。

彼は一見甘えっ子ですが、実のところ世の中達観しているところがあり、白と黒をきちんと見極め、それ相応の対応をしようと心がけているようです(おそらく)。

なので、夫のことは単純に「こわい人」そしてわたしは「やさしい人」と思っています。

 

ビッグ。

彼こそ独立心旺盛な馬はいません。

幼稚園で育ち、世の不条理を幾度となく経験してきたのでしょう。

そんじょそこらの人間にはこびへつらうことなく、むしろどう立ち居振る舞えばいいのか判断し、常にベストなボジションにたつ努力を惜しまない漢(おとこ)でした。

なので、きっとわたしのことは「(取るに足らないただの)「たみ」夫は宿敵であるビバがパパと呼ぶ人なので「大親分」と思っていたことでしょう。

 

フロンティアではこのようにそれぞれわたしと夫に対して呼び名を決めているように見受けられるのですが、フロンティアにいるのは馬だけではありません。

 

遊園地内にはバーベキュー場があり、牧場はその隣。さらに海があるため

雀、サギ、鳶、、ムクドリ、見たことのない小さな鳥……

などなど無数の鳥が共存しているのです。

そしてそれぞれがわたしたちやウマコたちとほどよい距離感を保ちながら生活をしています。

 

でもカラスだけは違います。

 

ほかの鳥たちとは違って、カラスは日々我が家(馬小屋)の食べ物を狙っていて、

麦、ふすま、りんごは格好の的。

好き嫌いが激しいのか、ニンジンはまったく狙われません。

しかも夫がいるときには襲いに来ません。

オープン当初から悪さをすると夫が鬼の形相で追いかけ倒していたので、

いまでも「ヤベーヤツ」と認識されているようで、夫がいるときには近づいてきません。

でもきっとわたしは「ちょろいオンナ」と認識されているのでしょう。

ひとりになった途端、超至近距離で馬小屋をあさられ、それをビバが目線で教えてくれる。

ただカラスを怒っても「はあ〜」みたいな顔で見られて渋々離れていく始末。

 

ハラちゃん(昔飼っていたインコ)の敵はうちたいけど、動物は動物。

冬場などはとくにごはんがないのでなにか食べ物をあげたいのですが、

カラスだけは一度餌付けそしてしまうので大変なので、今も攻防戦を繰り広げています。

 

 先日など、牧場にいるときのことでした。

馬小屋にいるはずのビバの鳴き声を耳にしたので驚いてあたりを見渡すと、

カラスが「ヒョヒョヒョー」と鳴いていたのです。

 

やがて馬がいる環境にも慣れ、巣作りのシーズンになるとウマコたちの抜け毛を求めて牧場内にズカズカと侵入するようになりました。

そして、怒らないことをいいことに、ビッグの背中に乗ったまま、必要なだけ毛を抜くという暴挙に出だしたのです。

 

さすがに怒りました。

ビッグは怒らずとも何度もわたしは怒りました。

でもちょろいオンナの言うことなど聞いてくれることはなく、今ではビッグのぬくもりで生まれ育ったカラスたちがあふれかえる遊園地となったのでした。 

 

 

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