富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

馬の体を自在に小さくできたら便利だなーと思うのです

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初めて間近で見た馬はサラブレットでした。

ものすごく大きくて、真正面に立ったら鼻の穴と目が怪獣のように思えて、生まれて初めて動物を怖いと思った日を、今でも覚えています。

だから、フロンティアで馬を怖がる子供に対して「なに怖がってんの」と言う大人がいたとしたら、しゃがんでもらいます。

そうしてもらうと、たいての方は「すごい迫力」と子供の気持ちに共感するんです。

 

うちのウマコたちは大きい子でも体高(背中までの高さ)が140cm。

なので大きさのカテゴリーとしてはポニーです。

それでもワンコとか猫ちゃんに比べたらデカイ。

 

そんなデカいウマコたちを目の前に、ときどきスモールライトが欲しくなります。

 

とくにうちの馬小屋にはまだ温水器が設置されておらず、冬場のお手入れはブラッシングのみ。

お腹の下が汚くなったらお湯を沸かしてタオルで拭きますが、シャンプーするほどは当然きれいになりません。

それにお湯を使っていても冬場はすぐに冷たくなります。

お腹が冷えたら風邪もひくし、やっぱり冬場はブラッシングが中心にならざるを得ないのです。

しかも白馬のハクは誰よりも体を汚すから、悩みのタネ。。。

フケや皮膚の汚れは毛並みに逆らってブラッシングをして根ブラシで仕上げてあげれば取れますが、毛についた汚れは取れんのです。

ひと冬の間にハクちゃんは白馬からまだらパロミノに大変身。

皮膚も弱いので本当にお手入れが大変でして。

だからスモールライトで小さくして家に連れて帰ってお風呂へ入れられればどんなにいいかと本気で思っています。

思い切りシャンプーで洗ってお風呂に浸からせて、ついでに夜は一緒にお布団で寝たりして。

なんて夢のまた夢ですね。

 

ビッグが寝たきりになったときもそうでした。

ビッグのことはまた今度描きたいと思っていますが、最後の一週間は寝たきりでした。

ごはんを食べるときはわたしたちが交代で体を支え、食べさせていたんです。

吊るすことはしませんでした。お腹を痛がり、体が小さかったので寝たきりでも内蔵に大きな馬体の子ほど負担はかからなかったのでしょう。そちらのほうが楽なように思えたので、寝たきり➡半身起こしてごはんを食べさせる、をひたすら繰り返しました。

 

そのときほどスモールライトが欲しいと思ったことはありません。

 

でもね、そんなわけにはもちろんいかず、今できることをただ必死でやっていました。

 

ただ、最近は思うんです。

スモールライトで小さくなっちゃったら、それはそれでお世話し甲斐がないのかな、と。

ある意味物足りなささえ覚えます。

大きな体で予想を遥かに超える愉快なことをしてくれるウマコたちだからこそ、愛おしさも日々増すような気もするんです。

あの大きさに畏敬の念さえ抱いている気がするんです。

あの大きさだからこそ、なにかあったときの覚悟も決めなくちゃって思えるんです。

そして、なによりも、あの大きさも含めて馬が好きなんだな、といつの間にかそう思うようになりました。

しかも、何を隠そう重種が好きだし。

 

だから、ドラちゃんに頼ることなく、なにかがあっても今できることを一生懸命にするしかないんだなって、やっぱり思うんです。

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