馬のごはんの食べ方
月に数度、乗馬クラブに遊びに行く程度の頃は、仲のいい馬としか交流がなく、馬という生き物をある意味偏った見方をしていたかもしれません。
というのも、当時の私にとって馬とは、
ポーカーフェイスで我慢強い、
という印象で、そのほかの性格の馬がいることをわかっていたけれども、
積極的に交わることはなかったため、馬の特徴といえば、
やっぱり自分がふだんから仲良くしている馬をイメージしていたんです。
それは、ごはんの食べ方ひとつにしてもそうです。
クラブに通ってはいたけれども、深いお世話まではしていませんでした。
だから、わたしが知っている馬といえば、目の前のごはんを黙々と美味しそうに食べる印象しかありませんでした。
なーのーにー。
実際馬と暮らしてみると、そうではないことが一目瞭然。
実に、いろんな食べ方の子がいるんです。
一心不乱に食べ続ける子だけではなく、ちょっとした物音がものすごく気になってしまい、お口にものが入ったままあたりをキョロキョロ見渡してしまう子、ものすごくおっとりと食べる子、早食いの子、ごはんの種類によってスピードの違う子、10頭いれば10通りの食べ方があります。
そして、気が散る子は、食べている間も落ち着きがありません。
わたしたちの一挙一動が気になり、せっかくのご飯をポロポロとお口からこぼすんです。
それも口を閉じてあたりを見渡せばいいものを、噛みながら、お口を開けながら、左右にお顔を振るんです。
そりゃあ、こぼれますよね。
食べてはあたりを見渡し、を繰り返すため、ポロポロとごはんをこぼし、あたりはごはんだらけ。
我が家ではビバとハクがそんな感じ。。
床だけでなく顔中ご飯だらけになりながら食べ散らかします。
よく食べ方が汚い馬はだめ馬だ、と言われることもあります。
たしかに黙々と食べ続ける馬のほうが注意散漫でもないし集中力もあるし、一理あると思います。でもそれも個性。人に対して危害を加える行為ではない限り、わたしは個性だと思うようにしています。
それに、食べ終わったら地面に落ちたごはんを器用にさらって食べるんです。。。ついでにお顔についたごはんもいつのまにかきれいになっているんです。
でもまあ、ごはん中くらい落ち着いて食べればいいものを、と思わずにはいられないのでした。
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