富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

馬は人とのスキンシップをどう感じているのか

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猫ちゃんやワンコと違って、本来馬はベタベタと触られるのは得意ではありません。

 

それでも個体差はあって、なでられるなどのスキンシップが大丈夫な馬もいるし、苦手な子もいます。

もしかしたら、スキンシップが苦手で、しかも噛んだり蹴ったりしてくる馬は、人に危害を加えられた経験がある、かもしれません。

 

我が家で言うと、シルちゃんは比較的好き。

とにかくフェザータッチでなでられながら優しくされるのが好き。なぜならその先にニンジンなどのおやつがあるのを知っているから。人とのスキンシップは怖くない、という認識があるので、進んで人の元へ近寄り、なでて、と言わんばかりに顔を近づけてきます。そして、たとえニンジンがなくても、うっとりした顔でなでられ続けることも多々あります。

 

ビッグは、大人になでられるのは大丈夫ですが、小さな子どもになでられるのはちょっと苦手のようです。幼稚園で長年暮らしていたからなのでしょうか。チビッコの過度なスキンシップに少々辟易としているのかもしれません。

 

さらにハクは気まぐれ。基本なでられますが、飽きるとぷいっとどこかへ行ってしまいます。ただ呼べばすぐにまた来ます。。体のどの部位を触ってもじっとしています。。

 

そして、ビバに至っては、スキンシップ全般が苦手です。

 

ビバが我が家へ来たのは1歳半のとき。

当初は触ろうものなら耳を絞り、ピーナッツみたいな顔で目を尖らせて怒っていたものです。

馬の中でも感受性が強いビバなので、初めての場所、人間に警戒していたのでしょう。さらに、1歳年上のシルから連日蹴られ続けたためか、蹴ることを覚え、ちょっと扱いにくい馬だったんです。

 

なので、未調教だったビバの調教はボスがやり、わたしはことあるごとに声をかけながら体を触り、顔をなで、ひたすら人に慣れさせ、緊張をほぐすことに努めました。

 

今は、というと。

当初に比べたらだいぶ慣れましたし、人間を警戒することはほぼなくなりました。

おしりをなでても蹴ることもありません。

放牧していてもビバの方から寄ってきて、まとわりつくこともあります。

それでもやっぱり、他のウマコたちに比べたらスキンシップは苦手のようです。

 

でもそれは、一緒に仲良く遊ぶけれども、手をつなぐのは苦手な子がいるのと同じこと。

スキンシップが苦手なのも、ビバの性格のひとつ、ということなのでしょう。

なので、引き続き人と触れ合う訓練はしながらも、それが彼のストレスにならないよう、ビバにはビバの得意を活かした「乗馬」のお仕事を一緒にできればな、と思っています。

 

ただ、たま〜にビバに乗り終わったあと、ビバに抱きつく子どもや大人がいます。

昔だったら驚いて怖がっていましたが、今では必死に耐えているようです。そんなビバの顔を見ると、うちに来たことを幸せだと思ってくれていればいいなあ、と願わんばかりです。

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