富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

牧場に訪れる様々な「家族」

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遊園地という場所柄、週末になるとファミリーがたくさん訪れます。

そして、100組いたら100通りの家族の在り方がそこにはあります。

 

ただ、その中でも共通することがあるんだということに、牧場での日々の中で気付かされます。

 

それは、どの家族も「協力」しあって家族という形を作り上げている、ということです。

小さな子どもがいる家は、お父さんとお母さんが協力し合う。たとえお父さんがちょっぴり気づきにくい人であっても、お母さんがフォローする。またその逆もあります。

そして弟妹がいるお兄ちゃんやお姉ちゃんは、下の子のことをよく見ています。たとえ一緒にはしゃいでいても、親が「下の子を見ていて」と協力を仰げば、文句を言いながらも彼らなりにちゃんと面倒を見ます。

家族一人一人がちょっとした協力をしていて、その積み重ねが、100通りの家族という形態を作り上げているのではないでしょうか。

 

そして、家族を作り上げていく中で、その家族ごとのルールというのができあがり、そこは、ネグレクトや虐待などよほどのことがない限り、他人は介入すべきではないのかもしれません。

 

だから、家族ひとりひとりをわたしは「すごい」と思います。

 

家族のために喜び笑い、なにかを我慢しても、それによって家族の誰かが喜ぶなら自分のことのように喜ぶ。

自己犠牲とかではなく、自然に沸き起こる相手に対する思いやりがあるからこその当たり前の感情なのでしょう。

そんな不確かで利害関係のない感情の絶妙なバランスで保たれた集合体が家族だとすれば、思いやりが欠ければ協力も希薄になり、あっという間にバランスは崩れてしまう。家族って、壊れやすいからこそ、家族であり続けるって奇跡なんだろうなぁと思うのです。

 

フロンティアにも、様々な家族の協力が溢れています。

兄弟姉妹のために、乗馬やエサやりを我慢することで協力をする子どももいます。

それでも文句も言わず、笑顔で手を振る。そして乗れたことを自分のことのように喜び褒め称え、牧場をあとにする。

あー乗せてあげたい、心底そう思うけど、その家族は思いやりのバランスが保たれているからこそ協力もできるんだ、そう思うと、やっぱり他人が介入すべきではないのだろうな、と思うのです。

 

でもね。本音は、みんなが我慢することなく楽しんでほしい。子どもも大人も、みんなみんなみんな。

たとえ乗馬やエサやりができなくても、ハクやシルに触れて、温かかった、柔らかかったと体感して記憶に残してほしい。

 

だから、フロンティアに訪れる家族のみなさま、そこだけはズイズイっと踏み込ませてもらいますよ。

 

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