アニキ4歳
ビッグがいた頃は彼が突き抜けて年上でしたが、現在のフロンティアは年子。
上から7歳→6歳→4歳(6月12日で5歳)。
ハク→シル→ビバの順番になります。
当然年上のほうが経験値は豊富だし、ハクなんかはトータル3箇所を渡り歩き、フロンティアに来るまでに出会ってきた人間や動物はビバやシルよりもはるかに多かったはずです。
ですが、ハクはいつもビバの影に隠れています。
そう。ハクにとってビバは兄貴。
年下であろうとなんだろうと、絶対的に自分よりも強く信頼できる兄貴分なのです。
年齢を問わず、そういう見方ができるのは、人間よりもはるかに正直です。
そして、そこには血の繋がり以上に強い絆を感じるのです。
さて、ハクちゃんはその強い絆がゆえに、兄貴と一緒に外乗させると完璧なAT車になります。
上に乗っている人間は体を預けるだけ。
なんの指示を出さずともついていってくれるので本当にラクです。
これは馬の習性を考えれば当たり前のことであり、ほかの乗馬クラブさんでもこの習性を生かして馬の順番を決めています。
なのでなにもハクが特別、というわけではないのですが、3頭しかいない我が家でハクちゃんがビバに対抗意識を持つ性格のこでなくてよかったなあと思うのです。
そんなハクちゃんですが、いつも兄貴のあとをついては兄貴の動向をジトッと観察し、なんでも真似します。
それがいいことだけなら大歓迎なのですが、たいてい悪いことを真似します。
例えばビバは左後ろ脚の裏掘りを時々嫌がるのですが、ハクは隣の厩舎の網のフェンス越しにその様子を観察し、自分も嫌がってみせます。
ビバが嫌がらない日はハクも嫌がらないのです。
ほかにも前掻きを覚えたり、柵をかじることを覚えたり……。
そのたびに、真似していいことと悪いことがある、ということをコンコンと説明するのですが理解するわけもなく、無邪気な顔をして見つめてきます。
そんな中でも、ビバはものすごく賢く、その分超がつくほど手がかかるので、ビバが2頭になったらたまらん! と心配していましたが、ハクちゃんは動きがスローで動作もおっとりしているので、たとえビバの真似をしたとしてもビバにはならず、ハクはハク。
その点だけはホッと胸をなでおろしています。
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