ハクちゃんお外を見る
おっとりさんなハクちゃんが苦手な時間。
それは厩舎の掃除中です。
ビバは繋いだ状態で、器用に体を左右に振ってくれるため掃除がしやすいのですが、ハクはどこへ行っていいかわからず、集めたボロ(馬糞)を踏んでしまったりするので、体を押して移動させてやります。
彼の性格から判断すると(十分な注意は必要ですが)、蹴ったり暴れたりはしないため、繋がずに掃除をすることが多いのですが、やはりどこへ行けばいいかわからずに、困惑した表情で佇むハクちゃんでした。
なので、ある日窓を開けて呼び寄せたら、トコトコと近づいてきました。
そして窓から顔を出すと、掃除が終わるまでおとなしくお外を眺めていました。
そっと横顔を見ると目を細め、風の匂いや音を楽しんでいるかのようで、その様子はまるで子ども。
靴を脱ぎ、車窓から外を眺め続ける男の子のようで、なんとも言えない愛おしさに包まれたものです。
それまでもケンカを嫌い平和を好むハクちゃんでしたが、改めて穏やかな性格を垣間見た気がします。
以来、その横顔を見たいがために、ハクの厩舎を掃除するときは、窓を開けてお外を見せるようになりました。
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