馬のヒエラルキーとビッグの降格
ハクが我が家へやってきてからどれくらいたってからのことでしょう。
ある日、牧場で異変を感じました。
牧場内にある馬小屋でのこと。
シルが隣の部屋のハクに、馬栓棒越しに寄り添っていたのです。
そして、おもむろに顔を上げると、うっとりとした表情でハクを見つめ、自らグルーミングを始めたのです。
そう、シーちゃんは恋に落ちていたのです。
軍団を結成してハクを隅っこに追いやり、子分(ビッグ)を仕向けて迫害する。
そんなえげつない行為の司令塔であったシルが、ハクに恋をしたのです。
その結果、ビッグの降格が決定しました。
当時のフロンティアのヒエラルキーは
シル>ビバ>ビッグ
そして、ビッグは常にビバとNO.2争いをしている気でいました。
なぜ「気」かと言うと、ビバにはまったく相手にされていなかったため。
とにかく気持ちだけはNO.2。
シルの忠実な下僕として、彼女のためならなんだってやり、なんだって耐えるビッグだったのです。
それが、シルがハクに恋をしたことにより、ハクの立場は一気にビバの次に。
つまりNO.3になり、つまりはビッグの最下位が決定したのです。
それ以来、ハクはめでたくフロンティアの一員になり、そのかわりに、しつこく挑まれるビッグからの挑戦状に悩まされることになるのでした。
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