富山で馬の牧場はじめました

アラフォとアラフィフの中年夫婦が一念発起。東京のど真ん中から富山へ移住。馬の牧場をはじめました

念願の牧場オープン、まさかの結果……移住=スローライフではありません!

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いつか馬を飼いたいね

 

テレビのディレクターをする夫と付き合い始めた頃から、

飲んではしょっちゅう語っていた夢が、

まさか実現する日が来るとは思いもよりませんでした。

 

ただ、呪文のように「馬を飼いたい」と話していたので、

いざ行動に移すときがおとずれても、

不思議なほど不安や心配はまったくなく、むしろワクワク感で心は充満。

今の生活が一変することに、少しの未練もありませんでしたし、

馬を飼える環境が見つかるまでの間は、

早く決まらないかと気が急いていたほどです。

 

そして2016年11月。

富山県魚津市でふれあい牧場フロンティアをオープンできることになったときは、

安堵とともに新しい生活がはじまることに、

気持ちの昂ぶりを抑えられずにいたものです。

 

こうして始まった念願の牧場生活。

夢のスローライフが始まるのだとばかり思っていましたが、

 

わたし、牧場も、遊園地で仕事をするということも、完全になめていました!

 

はい。

 

 

およそひと月後には身も心もボロボロに……。

 

慣れない仕事と肉体労働。

そしてオープンしてからは、遊園地で仕事をすることの大変さを思い知ったのです。

 

フロンティアは市から土地を借りて、遊園地施設内に牧場を作ったため、

遊園地とは完全に別運営。夫がオーナーの独立した施設なんですが、

お客さんにとってはそんなことはまったくもって関係なし。

だから牧場は遊園地の遊具と同じ扱い。

 

なので、今でこそ馬の状態や天候を見ながらオープン、クローズ時間を変更していますが、

当初は遊園地にできた新しい牧場ということもあって時間厳守。

慣れない仕事に手間どい、毎日時間に追われる日々。

そして遊具に絶対安全説(?)があるのと同じように、

馬も絶対安全、と思っているお客さんも多くいて、いっときも気が抜けない。

さらに初めての接客業に加えて、子供に不慣れ、などなどわたし都合も多々……。

 

気づけば体重5キロ減。 

夜はお酒を飲んだまま寝落ちする毎日……

 

牧場を続けていく自信云々なんて言ってる余裕もないまま

目の前のことをこなすのにただただ必死のオープン当初でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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