ビッグの一方通行の愛情
ミニチュアホースのビッグは誰よりも体は小さいけれども心は漢。
そして、フロンティアの紅一点、シーちゃんのことが大好きで大好きでたまらないのです。
馬も人間と同じで相性があるし、ヒエラルキーもあります。
相性がいい=仲がよく対等な関係
な場合はお互い気まぐれ。それでも「あ・うん」の呼吸でもあるのか、引き寄せられるかのようにお互いに寄り添いグルーミングを始めます。
ところが
ヒエラルキーが成立する仲だとそうはいきません。
上の立場がグルーミングを要求すれば下は必死に応えます。
上の立場の機嫌が悪ければ、触らぬ神に祟りなしと言わんばかりに視界に入らないよう立ち位置を調整します。
それができる馬は、単純なヒエラルキーに属する場合で、ビッグの場合はそこに「好き」が入ってきます。
シーちゃんに虐げられてもしつこくつきまとい、シーちゃんが喜ぶことならなんでもやり、蹴られても噛まれても必死に堪え、精一杯の愛を表現するのです。
最初はただ単に怖いだけなのでは、と思って見ていましたが、ビバにご飯を取られたら鬼のように怒るビのに、シルにご飯を取られたときには「スッ」と避けたのを見て、
これは愛だ
と確信したのでした。
その愛を人間にも示してくれればいいものを、長年幼稚園等さまざまな人間社会に揉まれてきたせいか、おねだりするときだけ可愛らしい小さなおじさんなのでした。
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